「標準」と「希少」の間が抜けないように。

私たちsolum design（ソルムデザイン）の仕事は、インテリア、エクステリアのデザインの提案、それを現実にする為の設計、及びその設計の監理です。仕事内容は、商業性を有したパブリックな内容のものが主で、それらは多くの方々が利用する施設ですので、「標準」という概念を、私たちは意識して取り組むことになります。
ですが，実のところデザインはその反語である「希少」と密接なものと考えています。
希少性のあるものは「珍しいもの」となりやすく、人々は興味を持ってくれます。
それが「おもしろいデザイン」「かっこいいデザイン」という評判を生みます。
しかしその評判が一段落すると、今度はそれが「使い易いデザイン」なのか「合理的なデザイン」なのかが話題となり、ここで言う「標準性」の確認がはじまります。
つまり、デザインにおいては、「標準性」と「希少性」の関係が非常に大切ということです。
これからの人々のライフスタイルは、一段と高いステージの「標準」と「希少」の両立を求めていくと思います。
私たちは、そのデザインの提供者になることを望み、その先には私たちのスタイル、「固有性」があるはずです。
固有のスタイルを海外にも提示していくのが、私たちの目的です。